JICAの張さんとうちの子は仲良しでした

我が家に張さんという中国の方が1週間ホームスティしました。

2LDkの小さなアパートで、旦那と子供(上5歳、下3歳)と私の4人住まいの家でのホームスティは狭かったけど、楽しかったです。

張さんはJICA関係で来日されていて、平日は国際交流協会に出かけて行きます。5時過ぎに帰ってくると、私の子供の面倒を良く見てくれました。

張さんも同じ年の子共がいるそうで、その子のことを思い出すと言ってくれました。上の子が自転車に挑戦し始めた時でもあり、危なっかしく自転車のペダルを漕いでいる幼い子に、張さんは身振り手振りで真剣に自転車の乗り方を教えていました。

自転車の後ろの部分を両手で支えると「go!」と言うので子供がペダルを漕ぎだします。ある程度スピードに乗って来て安定し出すと張さんは手を離して見守ります。

「手を離さないでねー」とペダルを漕ぎながら子供が言うのですが、自転車からすでに手を離している張さんは「ツッエ、ツッエ(いいぞ!)」とか「チャーヨ!(ガンバレ)」とか澄まして言っているのがおかしくて、私は思わず笑ってしまいました。

子供があんなに難しがっていた自転車に乗れるようになったのは張さんのお蔭です。中国の方は朝はおかゆが多いので、家も朝は張さんようにおかゆを炊きました。おかゆは消化が良いので家の子供にも一緒に食べさせました。

日本のからし高菜がすごく気に入ってくれて、朝ごはんはからし高菜とおかゆがあれば満足と言っていましたよ。

張さんは料理も上手で良く作ってくれました。ギョーザ、チャーハン、白湯などです。中でもキクラゲとひき肉を使った中華料理は、私にキクラゲのおいしさを教えてくれた料理で今でも記憶に残っています。

昨今領土問題や経済摩擦などで中国との軋轢が高まっているように感じます。国家意識や国民感情を取り払い個人同士での付き合いならば、こんなにもフレンドリーに付き合えるのに、なんだか残念です。中国のニュースを見る度に張さんのことを思い出します。