海外の方と関わること

私が新卒で入社した企業の配属先が海外部門でした。海外と聞くと多くの方が欧米を思い浮かべるかと思いますが、私の担当国は主に東南アジアでした。初めのうちは私の英語があまりに稚拙過ぎて、楽しく現地からの研修生・企業内転勤者や出張者と話すことが出来ませんでした。しかし、3年程経つと仕事にも慣れたこともあり、お昼休み中に研修生が遊びに来てくれたりと楽しいお昼休みを過ごせたことを今でも明確に覚えています。
しかし、彼らと主に関わったのは仕事の上でのこと。笑えること、嫌なことやカルチャーショックも山ほどありました。
ある時、研修先のトレーナーさんから”研修生が用をたした後に、洗面台でお尻を洗っているのを見た従業員がいた。なんとかしてくれ”と苦情がありました。以前にもアジア系の研修生を受け入れたことのある部署だったので、そんな簡単なミスが起こるものかと思っていましたが、それが起こっていたのです。その研修生の国の多くの場所では、トイレットペーパーの代わりにトイレの横にバケツであったり、専用の蛇口が用意されているそうで、以前に研修生が来た時は他のトレーナーさんが専用にバケツを用意をして下さって問題が起きなかったそうです。しかし、その時の担当トレーナーさんは研修生の受け入れが初めて。私たちは研修生に関わる事務全般と職場に引き渡すまでのオリエンテーションまでが研修生と面と向かえる時間。研修時の細かい行動までは把握しておらず。
担当国の研修生と言うこともあって私が対処しなければいけなかったのですが、当時私は20代前半。とてもトイレの問題を50代の男性トレーナーさんとやり取りすることが恥ずかしくてできず、上司に説明をして対処してもらいました。
その現場に偶然出くわしてしまった他の従業員の方も気の毒だったと思います。しかし、私が上司に引き渡すまでの話をしていた際に、他の方からコッソリと笑われていたのも知っているので、あの時の恥ずかしさは忘れることが出来ません。
それでも、その”日本ではありえないのに”が、海外の方と関わることをこれからも続けていきたい、と思える原動力になっています。

7才の娘さんがとても可愛かった米軍基地でのホームステイ
中国語を教えてくれた彼女